一時金を支給した三桜工業と2010年4月20日の倒産状況

一時金を支給した三桜工業と2010年4月20日の倒産状況です。

まずは景気の良い話です。
自動車用品などを製造している東証一部の三桜工業(東京都渋谷区)は、景気の悪化によって一時帰休や給与の減額などを行ってきていましたが、経費の削減や作業の効率化などによって業績が回復してきことで、減額を行っていた給与分を一時金として支給することにしています。

続いて倒産状況です。

北海道稚内市で水産物加工・販売の佐藤水産が11億4,700万円の負債を抱えて倒産です。販売不振と取引先の倒産によって不良債権が発生したことが原因です。

埼玉県鳩ヶ谷市で非鉄金属の石黒金属鰍ェ仕入高により販売価格とのギャップからの赤字経営が続いていて、ここにきて行き詰ったものです。負債総額は5億円です。

愛知県豊田市で家具小売りを行っていた潟^キソウが47億円の負債を抱えて倒産です。多店舗展開や広告宣伝費に資金を投じたために、借入金の負担が過大になったものです。

大阪府大阪市で明治21年に創業し、駅弁業者としては有名であった叶了軒が倒産しています。負債総額は3億3,000万円です。コンビニ、同業他社との競合が倒産要因とされています。

熊本県阿蘇郡西原村でトーモロコシを主原料にエコスターチ製包装資材の製造・卸を行っていた オ・ディ・エスは、大口取引先から受注がゼロになったために倒産しています。負債総額は3億円です。

大型倒産が2件あった 2010年4月18日の倒産状況

大型倒産が2件あった 2010年4月18日の倒産状況です。

東京都渋谷区で商業ビル賃貸を行っていた葛ヲ和地所が42億円の負債で倒産しています。民事再生の申請を行っています。

葛ヲ和地所は昭和33年に創業し、昭和47年に設立された老舗の不動産業者でした。平成元年には4億5,000万円の売上がありました。

しかし、バブル崩壊以降は不動産業界が不況に陥り、借入金の負担が重くのしかかっていたのです。葛ヲ和地所では所有不動産の売却などを急ぎ、経営の建て直しを図っていましたが、創業者の死去などで経営が混乱して、結局は債務超過から抜け出すことが出来ずに倒産したものです。

しかし、4億5,000万円程度の売上に対して、42億円もの負債があったとは、不動産業界の異常さが浮き彫りにされたような気がします。

富山県高岡市で土木工事を行っていた叶V港土木が12億円の負債で倒産しました。公共工事が減少するなかで、民間工事にウエイトを移しづらい土木業では、全く新しい視点から経営を見直す必要があったのですが、それが出来なかったようです。
今後も、公共工事が増える可能性は非常に低いので、特に土木業者は新しい発想で倒産を回避するように考える必要があるのではないでしょうか。

建設業が多かった2010年4月18日の倒産状況

2010年4月18日の倒産状況です。

北海道札幌市中央区で建築業を行っていた潟vランオフィス21が5億5,000万円の負債を抱えて倒産しました。1994年に設立された会社でしたが、不動産市況の悪化から資金繰りに行き詰ったものです。

秋田県で建設業を行っていた葛熬J工業が5億円の負債で倒産しています。大正11年に創業した会社でしたが、取引先である建設会社倒産の影響を受けて不良債権が発生したことが倒産要因です。

東京都江戸川区に本拠を置く解体工事の三大建設工業が9億円の負債で倒産です。1964年に設立された老舗の建設業者でしたが、 景気低迷に加え公共工事の減少で受注が落ち込み業績が悪化たものです。

東京都世田谷区で不動産業行っていた潟Aイディール が7億円の負債で倒産です。景気低迷、不動産市況悪化を背景に大幅な受注減が倒産要因です。

東京都で土木建設業を行っていた兜汕芻H務店が6億円の負債で倒産です。昭和19年に設立された兜汕芻H務店でしたが、受注が大幅に減少したことが倒産要因です。

岐阜県笠松町で建築木材製造業を行っていた三敬銘材が1億2,000万円の負債で倒産しています。98年ごろから業績が悪化して赤字決算が続き、91年には4億円あった売上が1億円にまで落ち込んでの倒産です。

大阪府で舗装工事を中心に土木業を行っていた東海工業鰍ェ22億1,000万円の負債を抱えて倒産しています。昭和29年に創業した老舗の土木業者でしたが、入札制度の変更などがあって利益の出ない仕事を受注していたために資金繰りに行き詰ったものです。

【続報】販売不振による倒産が多かった 全国 2009年度の倒産状況

【続報】販売不振による倒産が多かった 全国 2009年度の倒産状況

静岡県では、負債総額が966億1000万円(前年度比33・7%減)となり、3年ぶりに1000億円を下回った。倒産件数も286件(同41件)と大幅に減少。
今後の見通しとしては「業績回復がさらに遅れて資金調達が困難になれば、今後、倒産に結びつきかねない」とされています。

近畿6府県では、倒産件数は前年度比1・4%増の4050件で3年連続増加し、負債総額は同17・5%減の1兆441億円だった。
販売不振が原因の倒産は同26・9%増の2663件と91年度以降で最多。

滋賀県では、件数が204件となり、調査を始めた1952年以降最悪となった。
現状について「長引く不況で小さな企業が耐え切れなくなってきている」」とされています。

四国4県では、倒産件数は298件(前年度8・3%減)で5年ぶりに前年度を下回った。負債総額は、四国で最大規模だった穴吹工務店(高松市、負債1403億3400万円)の破たんが影響し、計2440億8400万円(前年度比73・7%増)となり、2年連続で前年を上回った。
今後の見通しとしては「倒産件数は再び高水準に転ずるのでは」と報道されています。

九州・沖縄では、倒産件数が前年度比26・8%減の1050件で4年ぶりに減少し、73年度(1006件)以来36年ぶりの低水準だった。
原因別では、販売不振などの「不況型倒産」が75・3%と過去最高。

熊本県では、倒産件数は前年度比45件減の127件、負債総額は同比415億2200万円減の229億4800万円となった。
今後の見通しとしては「 夏場に向けて建設業などを中心に倒産は増加傾向をたどる可能性が高い」となっています。

宮崎県では、前年度比31・5%減の74件、負債総額は同78・2%減の169億1300万円で、ともに3年ぶりに減少した。
今後の見通しとしては「資金力の弱い零細企業を中心に小口倒産が散発する懸念が」とされている。

販売不振による倒産が多かった 全国 2009年度の倒産状況

販売不振による倒産が多かった 全国 2009年度の倒産状況です。

2009年度の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は前年度比8.8%減の1万4732件と、4年ぶりに減少した。
原因別では、景気低迷やデフレを背景とする販売不振を受けた「不況型」倒産の割合が80.7%と、過去最高を記録した。

各県あるいは地域別に調べてみますと

秋田県では、倒産件数は90件と前年度より31件減り、負債総額も60・8%減の147億8700万円だった。倒産件数、負債総額ともに3年ぶりの減少。
今後の見通しとしては「小零細規模で競争力の弱い企業を中心とした淘汰(とうた)の進行は避けられない」と分析しています。

茨城県では、前年度から12件増え、2年連続で200件を超えた。負債総額は前年度比63・4%増の846億6千万円だった。
現状を「中小企業等金融円滑化法案などの経済対策の効果で倒産件数は年明け以降、一時的に沈静化」と見ています。

長野県では、負債総額が前年比851・7%増の466億9200万円となり、負債増加率が全国の都道府県でワースト1位となった。倒産件数も同127・8%増の41件で、増加率は全国ワースト2位。

新潟県では、前年度比52件減の131件、負債総額は、同34・1%減の309億5900万円だった。
今後の見通しとしては「政府の資金繰り対策は、一時的なもの」とされています。

X JAPANのTOSHIが倒産した2010年4月15日の倒産状況

X JAPANのTOSHIの旧:個人事務所も倒産した2010年4月15日の倒産状況です。

岩手県一関市で結婚式場等を運営するダイヤモンドパレスが、ホテルなどとの競合や景気の悪化よって結婚式にかける費用が減少したこと、結婚する人そのものが減少したこともあって13億円の負債を抱えての倒産です。

栃木県那須塩原市でX JAPANのTOSHIの旧:個人事務所が倒産しています。倒産要因は潟zームオブハートにマインドコントロールされてとのことですが、負債総額などについての詳しいことは調査中です。
X JAPANのTOSHI本人は2010年1月に自己破産をしています。

群馬県太田市で平成3年に設立し、建築工事と賃貸マンションなどの事業を行っていたロイアル建設鰍ェ、景気低迷と不動産市況悪化等の影響で8億5,000万円の負債を抱えて倒産しました。

東京都八王子市で電気自動車開発、輸入販売を行っていたオートイーブィジャパン鰍ェ倒産しました。サファリラリーでクラス優勝したことがある高岡祥郎がつくった会社でしたが、自動車業界の不況もあって約1億1,000万円の負債で倒産しています。
会社設立からずっと赤字続きだったようです。

2010年4月13日の全国倒産状況

2010年4月13日の全国倒産状況です。

宮城県仙北市で建設業を行っていた金谷工業が受注の減少によって5億円の負債を抱えて倒産。

福島県郡山市で衣料品卸し、不動産賃貸を行っていた鈴木忠鰍ェ13億円の負債を抱えて倒産しています。通常であれば流通業の経営者であれば2〜3年前から倒産の予測ができるものです。

その期間に何をやっていたかと言えば、インターネットカフェ事業やバイキングレストランを開業です。これは悪あがきだったでしょうね。一発逆転ホームランを狙ったのでしょうが、結局は負債を増やしての倒産だったのではないでしょうか。

東京都北区で建築工事を行っていた兜汕芻H務は、官公庁と民間の工事が減少したことによって、売上不振に陥り6億円の負債を抱えての倒産です。

東京都青梅市で病院経営を行っていた(医)社団寿光会が15億円の負債で2度目の倒産をしました。倒産要因として経営陣の権力争いだったと報道されていますが、夫婦喧嘩をすると売上が20%減少すると言われています。経営陣の紛争であれば、医療機関としては致命的だったのでしょうね。

神奈川県伊勢原市の広告製作および飲食業のエーディークリエイツが受注減で12億円の負債で倒産しています。

熊本県荒尾市で即席麺やところ天の製造販売を行っていた高森興産鰍ヘデフレの影響で、価格競争が厳しくなって14億円の負債を抱えて倒産しています。

2009年4月9日の倒産状況

2009年4月9日の倒産状況です。

大型倒産です。
栃木県宇都宮市で建設・倉庫業を行っていた鰍gTKが23億円の負債を抱えての倒産です。事業拡大のために金融機関からの借入金が経営を圧迫したようです、身の丈にあった事業規模を目指すべきでしょうね。

東京都渋谷区でマンション分譲や不動産開発を行っていた潟pルスクリエイトは40億円の負債で倒産です。不動産業界の不況によって2007年には45億円の売上が2008年には13億円にまで落ち込んでしまっています。完全に販売不振型の倒産ですね。

兵庫県神戸市須磨区で地元トップクラスのガラス・サッシ商社であった桑田硝子鰍ヘ負債総額73億円で倒産です。 建設業界の不況と価格競争によって薄利で商いを行っていた中で、取引先が倒産して不良債権が発生したことが倒産要因です。

小口倒産としては
群馬県渋川市で火災事故を起こした高齢者施設たまゆらを運営していた(特定)彩経会が倒産しています。負債総額は1億円とも言われています。金を稼ぐために作ったような高齢者施設で、火災を起こす前に倒産して欲しかったくらいですね。

東京都世田谷区で住宅分譲を行っていた潟Kーデンホームズが3億5,000万円の負債を抱えて倒産しています。在庫不動産の損失が直接の倒産要因とされていますが、あまりにも自己資金が少ない状況で会社を作ったのではなかったでしょうか。

神奈川県大和市で電気通信工事業を行っていた大八通信建設鰍ェ、景気の悪化で受注が減少して4億円の負債を抱えて倒産しています。昭和32年に設立されている会社ですから、少しは内部留保があれば倒産することはなかったでしょうね。経理が上手く運営されていなかったのでしょうか。

倒産件数が減少した2009年度とユニクロの快進撃

全国2009年度の倒産状況では、4年ぶりに減少したとなっています。倒産件数で8.8%の減少で、この原因は返済猶予を比較的簡単にできる中小企業金融円滑化法施行や緊急保証融資の効果があったと判断されています。

倒産した企業では不況型とも呼ばれている販売不振が80%で、多くが中小企業で起こっていることです。

販売不振を景気のせいにするのは簡単ですが、経営者が販売不振に対して、あるいは資金繰りに対してどのような行動を行っているかも大きな問題ではないでしょうか。

景気の良かったときや、普通の景気であったときと同じような販売方法をこの景気悪化の時に行っていては、販売不振になるのは当然の結果と言えるかもしれません。

安価な牛丼で急成長した吉野家はすき家などとの価格競争によって、赤字に転落しているのです。価格競争で売上が維持できたり、増収になったといしても、利益が伴っていなければ、いつかは倒産の危機に直面してしまいます。

不景気な中でユニクロはヒートテックの肌着を5000万枚も販売していたのですね。よくも作ったものですし、売ったものですよね。

新しい視点で時代の流れを読んで経営を行う努力をする以外に、この不景気から脱出する方法は残されていないのではないでしょうか。

2010年4月5日の主な倒産状況

2010年4月5日の主な倒産状況です。

年度末を過ぎた最初の月曜日ということで、倒産が少ないように思える1日でした。

大型倒産としては

大阪府貝塚市でヒューム管製造を行っていた長見ヒューム管鰍ェ20億8,900万円の負債を抱えて倒産しています。詳細は調査中ですが、公共工事や民間の建築工事が減少したことが倒産の要因のようです。

2010年3月の倒産で気になっていることとしては、印刷業や広告業の倒産が増えていることです。詳しいデータがあるわけではありませんが、個人はパソコンやプリンターで今までは印刷業者に頼んでいたものを自宅で印刷したり、企業では広告宣伝費の削減によって、パンフレット類の発注数量を減少したり、高価なものを作っていた会社であっても安価なものに変更したり、さらにはパンフレットや広告宣伝を中止したりしているのではないでしょうか。

印刷業や広告業の主な倒産としては

青森県 
東北印刷工業  印刷

東京都
潟<fィアプレス 広告制作
泣^クトクリエイティブ 広告企画・制作
潟rイアイピイ  印刷 
佐治印刷材料梶@印刷用資材販売
泣潟塔N・アド 広告
美光工業梶@印刷物加工
椛蜴  広告代理、広告宣伝物制作
泣Wェーエス 印刷
叶ツ木兄弟社 広告代理
潟Aートリーフ 広告
錦プロデューサーズ梶@印刷
潟zロンフィルム 広告制作
潟Aート電材  広告用電材・部材卸
椛蜴 広告代理

愛知県
椛蜉驕@テレビ広告代理

大阪府
潟Aド関西  広告代理店 

広島県 
広島ひろみ印刷梶@破産手続開始決定.

福岡県
文化印刷  印刷

佐賀県 
拒蜷ャコーポレーション 印刷業

などがありますね。

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