倒産の噂が絶えないUSENの経営体質は!!

USENに対する倒産の噂が消えませんが、これはUSENの社風にも問題があるのではないでしょうか。

そもそもUSENは創業時には、電柱を無許可で使ってUSENのケーブルを架設していたのです。その一方で、放送に関する免許の申請を監督官庁に提出するなど厚顔無恥ぶりは有名で、国会でもUSENの問題が取り上げられたこともありました。

また、東京でしか聞くことの出来ないFM局の番組を無許可で再送信もしていました。

このような体質USENですが、さらにひどいケースとしては、有線放送業界第2位であったキャンシステムは「近いうちに倒産します。」という事実無根の話をして、顧客を集めていました。このキャンシステムの問題は裁判沙汰となって、2008年12月にUSENが20億円をキャンシステムに支払うことで結審しています。

このような常識では考えられない営業行為を行っているUSENですから、倒産の噂がいつ出ても不思議な気にはなりません。

また、USENは残業代を支払わないことでも有名で、2008年だけでも労働基準局から立ち入り検査を2回以上受けています。

ただし、USENの売上はUSEN単体で869億円、連結では2,102億円になっています。

編集後記
USENは厚顔無恥というよりは、詐欺商法あるいは欺瞞商法とまでいえるのではないでしょうか。
営業と詐欺のあいだには許されるものと、許されないものがあるはずです。
女性が洋服を選ぶときに「よく似合っていますよ」という欺瞞は許されるでしょうが、USENの商法ははっきり言って詐欺の手口でしょね。

明治40年創業の老舗旅館がサービス競争に敗れて自己破産へ ホテルみやけ

ホテル業界の倒産が増えていますね。景気の悪化によってビジネス客も出張を控えるようになったり、観光客も減少していることが倒産の要因になっているようです。

山口県山口市のJR山口駅周辺では過激なサービス競争によって、苦しい経営を強いられホテルみやけが倒産しています。負債総額は4億円です。

1907年(明治40年)に創業したホテルみやけですが、JR山口駅周辺には東横イン新山口やコンフォートホテル新山口などの、ホテルが新しくできて固定客でにぎわっていたホテルみやけの宿泊客を奪われるようになってきたのです。

そこで、ホテルみやけでは無料朝食サービスや無料インターネット接続サービスなどを行いましたが、他のホテルでも同じようなサービスを行ったために、新しくて綺麗なホテルにお客を奪われるばかりでした。

2003年には2億7,000万円あった売上が、2007年には2億300万円にまで減少して、赤字経営が続いていました。しかし、ここにきて債務超過に陥るとともに、宿泊客増加の有効な手段を見出すことが出来ずに自己破産を選らんようです。

資金力に弱いホテルや旅館については、今後も倒産の可能性を秘めているといっても過言ではないでしょうね。老舗の旅館やホテルは特に要注意ではないでしょうか。

会員制ホテルを100億円で作って結局は負担になった蓼科観光開発鰍フ倒産

長野県北佐久郡立科町で観光施設運営を行っていた蓼科観光開発鰍ェ、111億2,200万円の負債を抱えて倒産しました。破産が決定しています。

蓼科観光開発鰍ヘ、1963年(昭和38年)に白樺高原の観光開発を目的に作られた会社で、初期には別荘地の分譲販売を中心に事業を行っていました。

1962年に100億円をかけて会員制ホテルを建設し、1963年には蓼科アミューズメント水族館を、1995年には蓼科テディベア美術館を、1996年には蓼科世界工芸館を次々と建設して、オープンさせていました。

1993年の売上としては26億6,900万円ありましたが、会員制ホテルについては利用客が少なくなり、2002年に廃業しています。

会員制ホテルと同様にそれぞれのアミューズメント施設への入場者も次第に減少して、2009年の売上は3億7,000万円にまで落ち込んでいました。

結局、蓼科観光開発鰍ヘ会員制ホテルの借入金の返済思うように出来ず今回の倒産となったものです。

企業の規模は、「大きくする」という考え方ではなく、「大きくなる」という考え方で進行させる必要がありますね。欲に駆られて業容を拡大することは、結局自分に返ってくるのです。

バブル期に多額の設備投資をして倒産した松籟荘・千味万彩

石川県山代温泉にある松籟荘・千味万彩が20億円の負債を抱えて倒産しました。

山代温泉は有名なホテル百万石のある温泉街で、バブル期には年間250万人が訪れる関西では最大級の温泉街でした。

しかし、バブル期以降は宿泊客は減少の一途をたどり、能登にある和倉温泉に宿泊客では追い抜かれています。

そんな山代温泉にあった松籟荘・千味万彩はバブル期に豪華さを売り物にしようと、多額の設備投資を行って大宴会場、最上階の大展望風呂やスライダー付のプールを作り、宿泊客を増やしていました。

しかし、松籟荘・千味万彩だけでなく山代温泉全体が寂れていく中で、設備投資のための借入金が重くのしかかり、資金繰りに窮したと思われます。

バブル崩壊(1990年)によって売上が減少し、最盛期の30%にまで落ち込んでしまっては、多額の投資を行った施設を維持管理することが難しくなってくるのです。

そこで、宿泊したお客さんが不満を口コミに書き込むようになってくるのですね。たとえば「脱衣所が臭った。洗い場が汚かった。」などと書かれた口コミもありました。

もちろん満足されて宿泊された方もいますが、不満が書かれるとお客さんが逃げますよね。そんな中での松籟荘・千味万彩の倒産ですが、幽霊屋敷にならないように祈っています。

100年の歴史を持つ洋食店めたせんば自由軒が倒産

明治43年(1910年)に大阪で初めて洋食店として営業を始めたせんば自由軒が倒産しました。自己破産を予定しています。負債総額は4億5,000万円とのことです。

せんば自由軒では、ライスとカレールーを混ぜ合わせたものに生卵を落とす独特のスタイルのカレーが特徴で、タンシチュー、オムライス、ビーフカツレツなどの新しいメニューを次々とつく出していました。

最盛期には直営店が8店、FC店が2店と事業を拡大していって、ピーク時の2005年には5億円を超す売上がありました。

しかし、景気の悪化によって外食産業全体が業績不振になる中で、船場センタービルの地下に店舗を構えるせんば自由軒には、販売促進の手段が非常に少なかったと思われます。

船場センタービルとは、衣料品の卸業者が入っているビルで、地方から仕入れに来た人や船場センタービル周辺で働く人が主たる顧客となるために、平日は午後5時以降はお客さんが減り、日曜や祭日にはほとんど来店客のないような状況になるビルだったのですね。

100年の歴史を持つ洋食店の倒産には、時代の大きな流れを感じるとともに、経営者の時代の流れを読む直観力の不足を感じさせられました。

渇チト吉グループのカトキチ高松開発鰍ェ倒産

冷凍食品会社の渇チト吉が創業した会社ではありませんが、経営不振になっていた屋島カントリークラブの株式を取得して渇チト吉のグループ会社として経営していたカトキチ高松開発鰍ェ倒産しています。負債総額は72億円超とのことです。

渇チト吉は2007年に循環取引が発覚して以来大きく変わってきているようですね。渇チト吉は香川県観音寺市の市長も務めた加藤義和が創業した会社でした。

1956年の株式会社設立から、51年にわたって増収を続ける高成長企業として有名だったが、2007年4月に過去6年にわたって巨額の架空売上を計上していたことが発覚。さらに架空売上の計上が渇チト吉とJTの組織ぐるみで行われたこともあり、その信用は大きく失墜することとなった。そのため、資本提携先であり渇チト吉の保有を希望していたJTが全株取得のTOBを行い上場廃止の上、全株式の49%を日清食品に譲渡し共同持ち株の傘下で経営する方針だったが、2008年に発生したJTの中国製冷凍餃子中毒事件の影響で共同持株化は白紙撤回され、2008年4月18日にJTの完全子会社となった経緯があります。

カトキチ高松開発鰍ヘ、景気の悪化によって売上が減少し、借入金の返済や会員の預託金償還ができない状態となって倒産したものです。

カトキチ高松開発鰍ノ限らずゴルフ場経営は非常に苦しくなっているようですね。最近だけでも栄和土地開発梶A南総カントリークラブ、浅間高原観光開発梶A白山ゴルフ、出雲空港カントリー倶楽部などが倒産しています。

パチンコ業界に融資していた葛、同開発の倒産

大型倒産のニュースが飛び込んできました。 主にパチンコ業者向けに不動産を担保として融資を行っていた、東京都新宿区のノンバンク葛、同開発が倒産しました。破産手続き開始決定受けています。負債総額は240億4,200万円です。

葛、同開発では、1993年には41億円の年収入高を計上していましたが、資金を融資してもらっていた 旧:朝銀東京信用組合が1999年に倒産したために事業展開に支障をきたすようになってきたのです。

葛、同開発の債権は整理回収機構に移管され、小口融資を中心に事業を行い1億円の年収入高がありました。

2006年12月には葛、同開発の関係会社である朝銀総合ファイナンス鰍ェ解散したことによって、不良債権をさらに抱えることになったのです。

悪いことは続くもので、2007年には保証債務の履行を巡って一部の旧:朝銀信用組合と裁判で争うような事態となって敗訴するのです。

このような事態に陥った葛、同開発は、債務超過とみなされて、債権者より破産の申し立てが行われていたのです。

葛、同開発にはほとんど資産らしいものは残っていないでしょうね。あるとすれば、融資した債権だと思われますが、この事態が融資を受けているパチンコ店に影響を及ぼすことは明白でしょうね。

今後、パチンコ店の倒産が増える可能性を抱えている葛、同開発の倒産といえるでしょうね。

滑`木設計のちょっと首を傾げるような倒産

ちょっと首を傾げるような倒産が起きています。 愛知県刈谷市で建築設計を行っていた滑`木設計が10億円の負債を抱えての倒産です。事後処理については弁護士一に任しています。

滑`木設計では、愛知県だけでなく、東京、大阪、福岡、長崎に設計事務所の営業所を設けて活動し、大規模商業施設やマンションの設計・施工を中心に事業を展開していたようです。

いくら、事業所を本社を含めて5ケ所に設置したところで、設計事務所であればそれほどの費用が必要だと思えません。在庫を抱えるわけではなく、事務所に多額の内装を行うわけでもないと思われ、机と電話・FAXや一通りの設計に関する事務用品などがあれば良いのですから、どのように考えても10億円の負債を作る理由が浮かんできませんね。

一応、平成20年3月期には約9億6,000万円を売り上げがあったようですが、その後は景気の悪化によって平成21年には8億9,000万円にまで落ち込んでいたようです。

この売上が落ち込んだときに、何とかしようと思って外食産業に手を広げたようですが、本来の仕事が順調でないときに何かを行っても上手くいくことはほとんどありません。

よく、設計事務所に10億円もの負債が出来たものだと寒心している倒産でした。

ゴタゴタが続いた上でやっと決まったハウステンポスの経営支援

ハウステンボスの支援体制がやっと決まりましたね。代表取締役にHISの沢田秀雄会長が就任する見通しですが、ちょっと紆余曲折がありすぎたような気がしてなりません。

ハウステンボスの再建には早くからHISの沢田秀雄会長に依頼していたのですが、ハウステンボスの修繕費などでもめていたようで、一時はHISの沢田秀雄会長が断ったような話も伝わってきました。

しかし、ハウステンボスとして他に再建を依頼できる人材や企業がなくて結局は、HISの沢田秀雄会長の条件を全てのむことによって引き受けてもらったというのが実情のようですね。

一番の問題は、HISの沢田秀雄会長が出した条件内容と提出仕方が、しこりとして残らないかと言うことが心配されますね。

企業の経営が悪化するのは、天候でも、世の中の景気の悪化でもなく、内部の人に起因する場合がほとんどですね。

日本航空にしても同じことが言えますが、会社の中がごたごたしていては、いつまでたっても明るい再建計画を立案することは難しいでしょうし、実際に行動に移したときに疑心暗鬼が起こる可能性も残されているのではないでしょうか。

ハウステンボスの現社長である東園基宏とHISの沢田秀雄会長のどちらが社長、会長に就任するかは未定ですが、会社内部の抗争に発展しないことを祈っています。

文化の火が消えたような気がするふるさときゃらばんの倒産

数々の賞を受賞した東京都小金井市で劇団を運営していたふるさときゃらばんが倒産しました。破産が決定していますが、なぜか文化の火が消えたような気持ちですね。負債総額は6億円といわれています。

全国各地で公演を行う劇団として活躍していたふるさときゃらばんは1983年創設。85年に法人化した。

親父と嫁さん(1983年 - 86年) - 1985年度文化庁芸術祭賞受賞
兄んちゃん(1985年 - 87年) - 1987年度文化庁芸術祭参加作品
パパは家族の用心棒(1996年 - 98年) - 1997年第4回水産ジャーナリストの会年度賞受賞
噂のファミリー 1億円の花婿(1999年 - 2001年) - 2000年第2回東京芸術劇場ミュージカル月間公演優秀賞
裸になったサラリーマン(1996年) - 1996年第4回スポニチ文化芸術大賞グランプリ受賞
パパの明日はわからない(2002年 - 05年) - 2002年第14回池袋演劇祭大賞受賞
川と人と橋のものがたり(1989年 - 96年) - 1989年第6回日本イベント大賞最優秀企画賞受賞
2001年うつくしま未来博ジャパンエキスポ大賞優秀賞受賞

ミュージカルを主体とした地方公演を数多くこなし、ミュージカルを通じた村おこしや独自のミュージカルスクールなどを実施している。独自の人脈や応援団と称する地方実行委員会を組織したプロモーション活動により、公演回数もさることながら、動員観客数も10年余で100万人を突破するなどの特徴をもつ。

1990年代以降は、日米合作のミュージカルによる海外公演などを行うほか、バルセロナオリンピックや日中国交正常化記念イベントなどにも参画。1999年からは日本の棚田を守る自然環境イベントなどを企画し、舞台芸術のみならず幅広い活動を展開している。

また木村政雄が吉本興業在籍時、ふるさときゃらばんの芝居を観劇し、低迷していた吉本新喜劇を再生させるきっかけを作るなど、他の劇団の運営に多大な影響をも与えている。

棚田イベントには農林水産省の関連団体から後援があったほか、リバーミュージカル「川と人と橋のものがたり」では国土交通省の支援を受けた。2008年2月には国土交通省の道路特定財源から約5億円が支出されたミュージカル「みちぶしん」に対する委員会質問により、劇団自体も「税金のムダ使い」を指摘するマスコミの批判を受けた。現在公演中のミュージカル「地震カミナリ火事オヤジ」も総務省消防庁やその関連団体から多額の助成を受けている。

ただ、ふるさときゃらばんが行うミュージカルは多くの人件費や機材運搬費などが必要で負担が重く、企業スポンサーに依存していたため、景気後退に伴う支援減少で採算が悪化していた。リストラを進めていたが、採算が好転せず、事業継続を断念した。

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