ターゲットは「お父さん」。芸能人も支持する育児用品専門店 株式会社ダッドウェイ

育児を積極的に応援する企業はあるが、男性が育児支援制度を有効活用できる企業はまだ少ないのが現状だ。育児用品や玩具などを販売している株式会社ダッドウェイは、世の父親に育児の楽しさを伝えることを目的とし、男性社員の育児支援にも注力している。今回は、そんな同社のユニークなワークスタイルを追った。

ターゲットは「お父さん」。芸能人も支持する育児用品専門店
今、育児に熱心な"イクメン"が増え始めている。ただし、男性が子育てに積極参加するようになったのは、つい最近のことだ。「1992年の設立時は、まだお父さんの育児をテーマにする会社などなく、『そんなビジネスが成立するわけがない』と周囲から白い目で見られたことも。でも、育児は楽しいし、母親だけに任せきりにするのはもったいないと心から感じていたのです」。そう語るのは、ダッドウェイ代表取締役の白鳥氏。

同社は、「お父さんの子育てをもっとおもしろ楽しくしたい!」をテーマに、育児用品や玩具の企画・輸入・製造販売を行っている。白鳥氏が小さな息子と一緒にアウトドアを楽しみたいという思いから、自分で市販のだっこひもをアウトドア仕様に改良していたのが事業のルーツになっているそうだ。現在は、アメリカの知育玩具メーカー「Sassy(サッシー)」や、イギリスのベビーカーメーカー「MICRALITE(マイクラライト)」、2010年のキッズデザイン賞を受賞したハワイの育児用品メーカー「ERGObaby(エルゴベビー)」など数多くの海外ブランドを取り扱っている。また優しい素材選び、遊び心にこだわった育児用品の自社ブランド「Solby(ソルビィ)「DAD-WAY Amorosa(アモローサ)」なども好調で、男性はもちろん、物へのこだわりが強い芸能人からも支持されているそうだ。

遊び心とウンチクで、パパの心をわしづかみにする商品を提案
ダッドウェイが男性から支持される理由の一つには、商品セレクトの仕方がある。例えば、イギリスのベビーカーメーカー「MICRALITE(マイクラライト)」には、自転車デザイナーの設計思想が反映されており、取り回しがしやすいように後輪をあえて大きくしている。また、「Sassy」の玩具には、遊びながら新しい遊び方を発見できる楽しさがあるなど、男性が好むウンチクや遊び心がある商品ばかりなのだ。

「安全・清潔な商品というのはもちろん、子どもが運転して遊ぶクルマはあえてプラスチックではなくブリキ製のものを販売するなど、お父さんも楽しめる商品を取りそろえています」と白鳥氏。通常ベビー用品を扱う企業では、育児経験者を含め、女性社員の占める割合が高い。しかし、同社では本社に勤務する約半数が男性であり、営業会議内でもパパ目線の提案が常に取り入れられているのだ。それぞれの社員が、商品に込められた遊び心や、醸し出す雰囲気、手触りなどに至るまで、積極的に意見交換に参加しているという。海外ブランドのセレクトに関しては、社長と海外営業担当が各地の展示会などを視察し参考にしている。そのほか、国内営業担当や企画担当の社員も同行し、"海外研修"として学ぶチャンスを与えているそうだ。さらに店頭スタッフ向けには、月に1回新商品勉強会を開催。商品を通じて、父親の育児を楽しくするための取り組みにも余念がない。

編集後記
広告代理店の芸通がコンペで勝ち取ったのは、大手ビール・メーカー、タイガービール社の巨大プロジェクト。それは、ヨーロッパで大ヒットした高級ビール「ニョライ」を、いかにして日本へ逆輸入させるかがテーマである。この難題に、おなじみの芸通メンバーが立ち向かう。現代人の欲求を読み解きながら、高級ブランドが狙うターゲット像、ターゲットへの訴求方法を大胆に暴いていく。タイガービール社が最後に採った驚愕の生産方式とは?そして、今回麗子ママが見せるミラクルな解決策とはいったい…。

ブランドは遊び心


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