夕張市営住宅:改修・解体進まぬ空き家、高齢者下宿に /北海道

社会福祉法人、無償譲渡受け国の補助制度活用−−今年度中にもオープン
 
市の財政破綻(はたん)で改修や解体ができず放置されていた夕張市の市営住宅3棟が、お年寄りが自立しながら共同生活する高齢者下宿として生まれ変わることになった。同市清水沢の社会福祉法人「清光園」(岡崎光雄理事長)が市から無償譲渡を受け、国の補助制度を活用して改修。今年度中にも「シルバー共同住宅清光園(仮称)」としてオープンする予定だ。道建設部によると、公営住宅を高齢者専用住宅に転用する例は珍しいといい、注目を集めそうだ。
 
夕張市によると、市内に市営住宅が625棟あるが、実際に入居しているのは約500棟。残りは空き家状態で、多くは60〜70年代に建てられ老朽化が目立つが、財政再建中で解体はなかなか進まない。特別養護老人ホームやグループホームを運営する清光園の隣接地にも、築50年近い平屋の市営住宅3棟が使われず残されている。
 
同園は、市民の4割を超える65歳以上の高齢者向けに、生活支援サービスが付いた住宅への転用を計画し、市側に打診。市は無償で譲渡する方針を決め、18日の臨時市議会に諮る。国土交通省が進めている「高齢者等居住安定化推進事業」の補助も受けられることが決まった。
 
改修後の高齢者下宿は、キッチンとトイレが付いた18室(広さ約15平方メートル)が整備され、3棟を「ヨ」の字形につなぐ管理棟を新設。食堂や風呂を備えた共同スペースを設け、日中はデイサービスに使用する予定だ。入居条件はおおむね65歳以上で、費用は月額9万6000円。清光園は毎朝夕2食を提供する。約1億1000万円の整備費のうち約2100万円を国の補助で賄う。
 
市内では老朽化した市営住宅を宿泊施設や障害者らのグループホームに転用したケースはあるが、高齢者下宿として使うのは初めて。そのまま解体しても3棟で1000万円近い費用がかかるため、市は「市が処理すべき建物を清光園が活用してくれれば、行き場がない単身の高齢者のためにもなる」と歓迎する。
 
近く着工し、入居者を募集する予定で、岡崎理事長は「放置されたままの市営住宅の壁などを再利用できるのが利点。高齢者が住みやすい地域づくりに貢献したい」と話している。

編集後記
平成の大合併、地方分権改革の荒波の中でもがく地方自治体―。夕張破綻の構造を明らかにし、地域再生に必要な発想を提言。

地方崩壊再生の道はあるか

夕張市の崩壊など、これからの地方独立に関する日本経済新聞社による一冊☆
地方行政など興味の無い方にも(ニュース程度しか情報を聞かない方)是非読んで欲しい本です。
夕張市がどのように破綻していったのか…。
あれだけの金額の倒産って誰がお金をかしたのでしょうか?
銀行は潰れてない。
どうして?
行政に詳しい方には、どうかと思いますが、ちょっと行政に興味のあるかたは読んでみて下さい!

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