内部留保という勘定科目がなかった八戸設備の倒産

官公庁が発注する公共工事の激減と景気の悪化による建設業界の不況によって倒産したニュースが入ってきました。

青森県八戸市で1957年(昭和32年)に創業した水道、空調、ガス配管などの施工を行っていた八戸設備の倒産です。自己破産を予定しているようですが、本当に気の毒に思いますね。負債総額は3億円といわれていますが、何か倒産を回避する方法や手段はなかったのから思われてなりません。

八戸設備では、堅実な経営を行い地元の建設会社を中心にして、水道、空調、ガス配管の施工を行っていて、1997年には8億円を超す売上があったのですね。

しかし、公共工事が減った上に、民間工事も減少して2009年には4億円の売上にまで落ち込んでいたようです。八戸設備の売上は報道されますが、経費や純利益が把握できていませんので、予測ですが、薄利ではなかったかと思われますね。

理想的な損益分岐点は、売上が半分になても経営を維持できる数値にあります。また、経費の勘定科目に内部留保という科目がなかったのではないでしょうか。

八戸設備の倒産を参考にされて、今すぐにでも内部留保という勘定科目を作ってください。内部留保の金額の目安は経費の25%とされています。

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