下請けから抜け出すことが出来なかった鞄穴C陶業の倒産

建設業の倒産が続々と起こっていますが、今回も建設業の倒産です。東京都大田区でタイル・レンガ工事を行っていた鞄穴C陶業が倒産しました。破産が決定しています。負債総額は5億6,000万円です。

平成3年に設立された鞄穴C陶業は、ゼネコンの下請けとしてタイル・レンガ工事を行っていて、平成7年には3億円の売上がありました。

何があったのか調査中ですが、翌年の平成8年には売上が1億5,000万円にまで落ち込んでしまったのです。

現在起こっている公共工事の減少や、景気の悪化による建設業の不況とは関係のないところで鞄穴C陶業の経営が悪化していったようですね。

売上が3分の1にまで減少しても頑張って事業を継続していましたが、最も得意先であった建設会社が倒産したために、得意先の債務を抱えることになってしまったのです。

結局、資金繰りが悪化して、鞄穴C陶業行った事業拠点の移動などのリストラ策も効果をあげることなく破産となったものです。

下請けという観点からものごとを見ていると、いつまでたっても抜け出すことの出来ない壁があるように思われますね。小売業であってもお客さんの下請けという考えでなく、商品・サービスに付加価値を付けてお届けするという新しい展開を模索する必要がありそうですね。

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