バブル期に多額の設備投資をして倒産した松籟荘・千味万彩

石川県山代温泉にある松籟荘・千味万彩が20億円の負債を抱えて倒産しました。

山代温泉は有名なホテル百万石のある温泉街で、バブル期には年間250万人が訪れる関西では最大級の温泉街でした。

しかし、バブル期以降は宿泊客は減少の一途をたどり、能登にある和倉温泉に宿泊客では追い抜かれています。

そんな山代温泉にあった松籟荘・千味万彩はバブル期に豪華さを売り物にしようと、多額の設備投資を行って大宴会場、最上階の大展望風呂やスライダー付のプールを作り、宿泊客を増やしていました。

しかし、松籟荘・千味万彩だけでなく山代温泉全体が寂れていく中で、設備投資のための借入金が重くのしかかり、資金繰りに窮したと思われます。

バブル崩壊(1990年)によって売上が減少し、最盛期の30%にまで落ち込んでしまっては、多額の投資を行った施設を維持管理することが難しくなってくるのです。

そこで、宿泊したお客さんが不満を口コミに書き込むようになってくるのですね。たとえば「脱衣所が臭った。洗い場が汚かった。」などと書かれた口コミもありました。

もちろん満足されて宿泊された方もいますが、不満が書かれるとお客さんが逃げますよね。そんな中での松籟荘・千味万彩の倒産ですが、幽霊屋敷にならないように祈っています。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。